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アートでツナグ

こどもアートでツナグプロジェクトとは?

アートを通してこどもたちの自己表現の機会を創り、社会に発信していく活動。

目指すもの

アートを通して自己表現の機会をつくり、「今の自分でいいんだ」とありのままの自分を大事に思えるように、自己肯定感を育みます。

こどものアートの発信を通して、より多くの方々にこどもの社会課題について知ってもらう、関心を持ってもらいたい。その結果おとなもこどもも支え合える地域社会を創っていきたい。

想い

近年めまぐるしく変化する社会の中で、おとなが悩みや生きづらさを抱えるのと同様にこどももさまざまな現実に直面しています。結果として、小中学生の自殺者数・不登校の児童も増加しているのではないでしょうか。

必ずしも、家庭や学校など現在所属しているコミュニティが、安心安全の環境とはいえないこどもたち。そしてこどもは大人とは違い、基本的には与えられたコミュニティの中でしか生活できず、自分で広げていくことは難しい…。

精神保健福祉士として成人の方々の相談支援業務に携わる中で、学校など周囲のあらゆる全てを含めた成育環境が、その後の人生で与える影響の大きさも感じていました。

私自身は不登校が決して悪いとは思っておらず、私が過ごした時代とは違って現代は不登校が増えていくことは当然の流れなんじゃないのかな?とさえも思っています。

とはいっても周りと違う動きをすることに罪悪感を感じて悩む親と子、学校では業務に追われ必死に学校教育をを行う教職員。

今この時代を生きているこどもたち、そしてその親に対して自分がなにかできることないかな?

そうだ、サードプレイスがあったら良いんじゃないか。

そしてその想いに共感し、場所をお貸しくださる素敵な方との出会いがあり、2023年8月に台東区でこどもの居場所づくりをスタートしました。

アトツナのきっかけ

居場所づくりの活動に来てくれた、絵を描くことが好きな不登校のこどもたちとの出会いがきっかけとなり、こどもたちが描いたものをSNSや展覧会に出展するなど周囲に発信してみたところ…

恥ずかしそうにしながらも嬉しそうで、どこか誇らしそうにしている姿に出会いました。

その時にアートにはこどもの可能性を広げたり、自己肯定感を育むチカラがあると感じました。

そして表現したいものを自分が思うがままに表現する、「ありのままで良いんだよ」ということも伝えやすい場面であると感じました。

何より、表現すること(絵を描く)に向き合うこどもたちの自由な時間は、とてつもなく大事なものだとも感じていました。

私も小学生の時を思い出すと、今思うとなんてことないことで悩んでたんだなあと思えても、当時はこどもなりに必死に悩んでいました。

こどもにはこどもの生きづらさがある、それを受け入れ合い寄り添い合える社会(周囲の人も含め)だったらもっと違うんじゃないか!

そんな想いがあり、このプロジェクトを思いつきました。

私たちはアートを自己表現や、自己肯定感を育むためのツールのひとつとして捉えており、アーティストの発掘・育成をすることを目的とはしていません。

ただ、こどもたちの表現する機会を創り、その発信を通して社会課題にアプローチしたい、という想いがあるだけ…!

おとなとこどもと一緒に社会課題についてアプローチしていきたい!

一緒にそんな想いを持ってくださる方々と、こども×アートで社会を『ツナグ』機会を創り上げていけたら嬉しいです。



           

 

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